クーラント液を使っているハーレーのモデル

ハーレー タンク

クーラント液は、冷却液のことで水冷エンジンに使われています。空冷エンジンは走った時に得られる空気でエンジンを冷やしますが、水冷エンジンは熱をエンジンの周りにクーラント液という冷却液を流すことで冷やしています。現在使われている冷却システムの中では、最も冷却効率が良いということで、大型自動車にも使われています。

この冷却液を通す仕組みをつけるために大きく、重くなってしまうというデメリットはありますが、オーバーヒートのリスクを下げられるという大きなメリットがあります。夏の暑さにも強いです。

ハーレーのモデルの中で水冷エンジンを搭載しているのは、V-RODだけです。他のモデルは空冷エンジンが採用されていて、これぞハーレーというイメージになっています。

そのため、水冷エンジンを搭載しているV-RODはハーレーの中では異端のモデルです。

V-RODは最初は賛否両論ありましたが、最近ではデザイン性が優れているということで高い評価がつけられています。車体がやや大きいので小柄な人には乗りにくいかもしれませんが、カスタムして車高を低くすれば十分乗りやすい車両に変えることもできます。普通のハーレーとは違う一台を持ちたいという人に適しています。